断捨離という事が言われだしてかなり経つ。ウィキペディアによれば
断捨離とは、ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。単なる片づけとは一線を引くという。
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる(ウィキペディアより)
と言う事らしいが、戦後のものが無かった時代に育った者にとってはなかなか物が捨てられなく、身軽な人生を送れなくて困っている。
私は物が捨てられず片付けられない人間であるようだ。特に、本雑誌が捨てられなくて困っている。
若い時は、食事代を切り詰めてでも本を買っていた。だからといってよく読んでいた訳ではない、積ん読が好きなだけである。最近はお金もなくブログを始めてから時間も少なくなり本屋に行く事が少なくなり本の購入は少なくなってきたが家の中には、溜まった本で溢れている。
電子化された現在は、自分の手元に本が無くても困る事は無いが何故か愛着が有り暇な時にペラペラとめくって楽しめるので取って置く、そんな事で部屋の中は本でいっぱいになっているのである。
同居している孫も来年は中学生になるので、今いる部屋を移ることになり、物の移動とともに不要なものを捨てようと頑張っている昨今である。
手始めに古い雑誌単行本から捨てる事にして引っ張りだしては、ページをめくっては中身を確認、ついつい拾い読みをしてその時代を思い出したりして楽しむので片付けが先に進まない。
ブルータス(BRUTUS)1980年創刊 平凡出版株式会社、途中からマガジンハウスになる。
月に2回の発売で多分創刊の頃から立ち読みはしていたと思うが、気になる号だけ買っていた記憶がする。保管の途中で雨に当ててしまい半分程捨ててしまったが、残っている一番古いのが16号(1981年4月)から393号(1997年9月)までの58冊と間が空いて453号(2000年4月)の59冊がある。読み返してみるとやはり面白いし、残った雑誌を見ると30代から40代の自分の嗜好が視えてくる。
59冊をやっと紐で結わえたが、本当に捨てて良いか迷っている自分がいる。でも思い切って捨てないと、先には進めないかと思っている自分もいる。
こんな事をしているので捨てられない片付かない時間がない拘りが捨てられない。いつまで経っても困った人生を送っている。
紐にくくる前に表紙だけ写真に撮ってみたので、続きを読む に記録をしてみた。
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