事故(鹿と衝突)は突然やってきた
2020年8月26日、事故は突然やってきました。
朝4時頃目覚め、天気も良かったので箱根から朝焼けの富士山の写真が撮れればと出かけました。
箱根大観山は雲が多めのようだったので、箱根スカイラインから雲海に浮かぶ富士山が見られるかと向かいました。
4時50分頃霧に包まれた湖尻峠を通過、裾野市から御殿場市に入って少し走ったところもまだ真っ白な霧の中。
突然真っ白な霧の中に浮かんだ鹿の顔、あっと思った瞬間から記憶がなくなっております。
(鹿と衝突したことを思い出したのは、事故後二日目でした)
しばらくして気がつき、通りがかりのバイクの男性が助けてくれたのかどのような状況かよくわかりませんが、道端で横になっていました。
記憶があまり無くて、お世話になったバイクの男性にどれだけ助けてもらったのかも分かりませんが、感謝です。
本当に有り難うございました、
自分の居場所もよく分からず、119番への対応も出来きるか分からなかったので、とりあえず三島市にいる娘に携帯電話連絡をしてきてもらう事にしました(娘の携帯履歴で5時17分に連絡)
その後は体を動かすと痛いので横になりうとうとしながら待ち、娘たちがきてくれて119番通報、御殿場から救急車到着。
記憶が混濁しており、救急隊員とのやりとりは曖昧だった気がするが、この時は鹿に衝突した事が思い出せず、記憶が無くなって何故か転んでしまったと、とんちんかんな受け答えをした気がする。
身体を固定され、救急車に乗せられ、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、箱根峠、国道1号線、伊豆縦貫道、伊豆の国市伊豆長岡、順天堂大学医学部附属静岡病院救急診療科受診治療。
右外傷性血気胸、右第1〜9肋骨骨折、左第6肋骨骨折、右鎖骨骨折。
血気胸対応でドレナージ(ドレンを右肋骨間に入れるーこの手術は痛かった)をする
輸血。
翌日、右鎖骨骨折の金具接合手術をする、輸血。
8月31日まで輸液点滴で治療、血痰がすごく出る。
8月31日より歩行訓練のリハビリとお粥の飲食始まる。
9月13日まで、急性期の治療とリハビリを順天堂大学医学部附属静岡病院で行う。
9月14日、函南町にあるNTT東日本伊豆病院に転院。リハビリ治療を行う。
9月19日現在、痛みも取れてきて、右肩周りの可動域もだいぶ改善されてきましたが、右血気胸の為まだ動くと息が上がり息苦しさを感じています。
もう一度バイクに乗れるまで身体が回復することを目標にリハビリに励んでいます。後一ヶ月もすれば退院できれば良いなと考えていますが、どうなることやら。
今の所下半身の損傷が少なかった事、脳挫傷は無かった事(簡単な漢字も思い出せなくなったことはあるが)はラッキーなことだったと感じています。
ヘルメットをしっかり被っていたこと、夏用のライディングジャケットを着ていた事でこの程度の怪我で済んだと思います。
早朝に山道を走るライダーの方々、鹿には注意しましょう。
今後、81歳の自分の身体がどうなるのか分かりません。このブログも10年になります。
鹿が老齢期の自分のあり方を考え直すようにきっかけを与えてくれたのかもしれません。
なんだかんだと拙い絵を描いたり、ツーリングしたり、富士山の写真を撮ったりと楽しんできましたがそろそろブロブも潮時かと思い本年末には閉鎖しようと考えています。
長い事ブログを見ていただいた方々にお礼申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
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本当に事故(鹿と衝突)は突然やってきました。
2020年9月19日現在の鹿との衝突顛末記です。